春夏通じて甲子園初出場の京都国際が初勝利を挙げた。

3-3の延長10回1死二塁で3番中川隼人捕手(3年)が外角直球をたたいて一、二塁間を破る勝ち越しタイムリー。さらに1死一、二塁から辻井心(じん)内野手(2年)が右翼線を破る適時二塁打で加点した。その裏に1点を返され、なお2死一、三塁のピンチを最後はしのぎ切った。

韓国系学校が前身で、2回表の攻撃前には韓国語の校歌が甲子園に響き渡り、テレビの中継映像ではハングルと日本語訳のテロップ付きで流された。