春季全道高校野球地区予選の組み合わせ抽選が28日、4地区で行われた。

苫小牧中央は先輩の奮闘を刺激に、7年ぶりの春全道を目指す。初戦は室蘭東翔-苫小牧南の勝者と対戦する。今季、同高から初めて根本悠楓投手(日本ハム)がプロ入り。1年秋から正捕手として根本のボールを受けてきた笹原匠主将(3年)は「3月31日の根本さんの2軍での誕生日登板を見て、勇気をもらった。僕らも頑張りたい」。2週間前には根本から贈られた打撃マシンも届いた。笹原は「最新式の機材で打撃を磨けている。勝って恩返ししたい」と意気込んだ。