天理のエース達孝太投手(3年)が3月のセンバツ以来となる公式戦登板に臨み、1回無失点に抑えた。

8点リードの5回に登板して速球で押し、遊ゴロ、二ゴロ、見逃し三振の3者凡退。「(春の)甲子園まで状態は戻っていませんが、夏に向けてしっかり戻して、春よりいい成績を残すのを目標にしています」。

達はセンバツで快投を重ねて勇名をはせたが、3月29日の仙台育英戦で左脇腹を負傷していた。「まったく痛みはありません」と話すなど、今後は夏に向けて状態を上げていく。チームは5回コールド勝ちで順当に県8強に進んだ。