高校野球史上まれに見る豪華なシートノックが、愛知県招待試合が開催された13日、岡崎市民球場で行われた。

3月センバツ優勝校の東海大相模(神奈川)と伝統の中京大中京(愛知)が対戦する試合前、両校のナインが入り交じって合同で実施。異例の試みに、観客も目を奪われながら白球を追った。春4回、夏7回の優勝を誇る中京大中京の高橋源一郎監督(41)は「非常にウチとしても、いい刺激をいただきました。(東海大相模監督の)門馬先生から『どうか』という提案だった。私もこういう経験は初めて」と明かしていた。東海大相模も春3回、夏2回の優勝を誇る全国屈指の強豪校。中京大中京側がノッカーを務め、最後は捕飛で締めくくると高校野球ファンも拍手で喜んだ。試合は3-1で東海大相模が制した。