第103回全国高校野球選手権(8月9日開幕、甲子園)の南北海道・函館、小樽地区の組み合わせが17日、決まった。

小樽水産は正規部員9人に助っ人の1年生2人を加え11人で14年以来の南大会を目指す。今春、部長から就任の西股翔監督(38)は「少ない人数だが何とか全員で戦い抜けたら」と話した。今春は、2回戦で北照に2-13で敗れたが、強敵との公式戦は貴重な糧になった。同監督は「2点取れたことは選手たちの自信になった。夏につなげられたら」。創立116年の伝統校が、力を合わせ代表権獲得を目指す。