全国高校野球選手権新潟大会(7月10日開幕)の組み合わせ抽選が26日、新潟市内で行われた。

【展望】

第2シード関根学園のブロックが激戦区となった。関根学園は春の県大会では県内屈指の打撃力で粘り強さを証明して準優勝。同ブロックには昨年の独自大会優勝校の中越、19年の甲子園出場校の日本文理が入った。その両校は勝ち進めば3回戦で対戦する。さらに好投手を擁する新発田中央、帝京長岡と上位を狙う力がある実力校がそろった。

春の県大会優勝校で第1シードの新潟産大付は新潟、佐渡、十日町の公立勢と同ブロックになった。第3シードの新潟明訓は春の北信越で準優勝するなど安定した戦いぶりを見せる。同ブロックには昨秋の県大会4強の東京学館新潟が入った。昨秋の県王者・加茂暁星は強化した守備力と打線で再び頂点を目指す。同じブロックには五泉、開志学園、北越、村上桜ケ丘ら上位の常連校がそろう。