札幌開成中教校が逆転サヨナラで、18年以来3年ぶりの夏勝利を挙げた。

1点を追う9回2死満塁の土壇場で、3番で主将の石守悠真二塁手(3年)が直球を振り抜き、中堅手の頭を越える値千金の一打を放った。劇的な幕切れにナインは抱き合い、喜びを爆発させた。石守は「みんながつくってくれたチャンスだったので、意地をみせたかった。応援してくれた方々のおかげ」と涙を流した。