相模田名が2投手のリレーで逃げ切り、3回戦まで進んだ17年以来、4年ぶりに夏初戦を突破した。

先発の篠田周作投手(3年)は、6回を投げ4安打1失点。コーナーを丁寧に突く投球で7三振を奪った。7回からバトンを受けた梅田春城投手(3年)も、3回3安打無失点の好投。4番望月温生(あつき)捕手(3年)の適時二塁打などで挙げた前半の3得点を、必死で守り抜いた。

篠田は「初回は緊張してストライクが入らなかったけど、みんなの声がけで落ち着くことができました」と、安堵(あんど)の表情。竹林和史監督(33)は「(篠田、梅田の)2枚看板で行けるところまで行こうと。この勢いそのままに、次回も頑張らせます」と、13日の2回戦・逗子戦へ気合十分に話した。