栗東が彦根総合を下し、2回戦進出を決めた。投げては今大会注目の左腕、小林純大(3年)が9回完投。

111球で、4安打10奪三振1失点。「変化球でカウントをとり、ストレートで打ちとる」と本人が語るように、切れ味鋭い変化球と184センチの長身から投げ下ろすストレートで、彦根総合打線をほんろうした。

打線は2回、先頭打者の松尾颯主将(3年)が左前打で出塁。その後、1死満塁とし、8番小林のスクイズなどで2点を先制。3、7回にも1点ずつ加えた。9回に1点を返されたものの、4-1での勝利だった。

試合後、川越健一郎監督(32)は「まずは守備をしっかりとすること。9イニングのうち、2、3イニングで点をしっかりと取る野球ができたら」と語った。2回戦の相手となる草津東は春の大会でも対戦。その時は3-2で勝利した。「草津東は春のリベンジを狙っていると思う。この1週間でしっかりと準備したい」と主将の松尾。好投手を擁する栗東が台風の目となれるか。注目だ。

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