19年夏の甲子園優勝校の履正社が序盤の猛攻をみせて、5回コールドで圧勝した。2回に6安打を浴びせて11人攻撃で一挙7点を奪った。波状攻撃の4連打を披露。4番松林克真内野手(3年)も初球をとらえ、左中間を破る2点二塁打を放った。3回も右中間に3点二塁打の活躍。この回も履正社は10人攻撃で6点を奪い、攻め手を緩めない。4回も10人攻撃の6得点。圧巻の16安打19点だった。

松林は4日に練習試合高知戦で今秋ドラフト上位候補の森木大智投手(3年)から2安打を放った好打者だ。松林は「打てて勝てて良かった。ライナー性の打球を意識して、結果につながった」と振り返った。昨秋の府大会は府立の山田に逆転負けし、センバツが消えた。春の府大会も4回戦で興国に敗戦。長く不振が続いていたが、先発全員安打で、夏10度甲子園出場の古豪の市岡に大勝した。