滝川西が甲子園に出場した17年以来、4年ぶりとなる4強進出を決めた。

1回に相手守備のミスの間に先制。2回に同点とされるも3回に勝ち越し。その後も4回と5回に1点ずつを挙げた。

7回2死三塁では4番本庄巧遊撃手(3年)の中前適時打で貴重な追加点を奪った。

投げてはエースの坪田瑠衣登(3年)が140球を投げ2試合連続の完投。

24日の準決勝、帯広農戦へ向け、本庄は「僕たちは後ろにつなぐバッティングなので、とにかくつなげるように意識していきたい」と意気込んだ。

◆滝川西の北北海道大会4強入り 優勝した17年以来、通算15度目。優勝3度、準優勝5度。前身滝川商時代に初出場した62年に初のベスト4進出。88~90年までは3年連続で進出している。

▽滝川・畑瀬善信監督(46) 向こうの守りはやっぱりさすがだった。ただ、ここまで来られたことはいい経験になると思うし、これを糧に選手たちにはもっと成長してほしい。

▽先発した滝川の折野 後輩たちには守備で勝てるチームになってほしい。