楽天浅村を手本にする西日本短大付の4番・三宅海斗捕手(3年)が高校通算22号となる3ランで快勝に導いた。

6回1死一、三塁。直球を「狙っていた。前の打席で体が開いたので右を意識した」と、豪快に右翼スタンドに運んだ。プロ注目スラッガーの4打数3安打4打点の活躍を中心に、チームは14安打12得点で圧勝。守っては5被安打2失点のエース大嶋柊投手(3年)を好リードした。

大阪・堺市生まれだが、西日本短大付の2番・二塁手で90年夏の甲子園で4強入りした父勉さんの母校へ進学した。「同じユニホームを着て甲子園に出たい」と意気込んだ。