186センチ右腕の金光大阪・伊藤大貴投手(3年)は力投が報われなかった。1回からフォークなど駆使して大阪桐蔭打線も苦戦。最少失点にとどめ、7回までリードを保った。

だが、8回、先頭に四球を与えて降板。継投が実らず、逆転負けした。「最初から全力で投げた。最後まで投げたかった」。19年の大阪大会準々決勝で大阪桐蔭に競り勝ったが再現できなかった。