興国OBで元阪神、近鉄投手の湯舟敏郎氏(54)が後輩たちの奮闘をねぎらった。ライブ中継で戦況を見守り「立派でした。9回2死から2点取って、素晴らしい戦いでした」と振り返った。今大会はW左腕の田坂祐士投手と大江遼也投手(ともに3年)を軸に勝ち上がってきた。同じ左腕で阪神時代の92年にノーヒットノーランを達成した同氏は「田坂君はキレのある球を投げていた。大江君はすごいカーブで魅力的」と評した。自身の高校時代を「3年間、初戦負けだった」と明かす。それだけに「甲子園まで、あと1歩。彼らの頑張りが今後につながります」と今後に期待した。