1回戦から屈指の好カードが実現する。大阪桐蔭と対戦が決まった東海大菅生・栄塁唯主将は「すごくいい選手が集まっていると思うけど、自分たちの野球をして、勝ちにこだわってやっていきたい」と口元を引き締めた。東西東京大会は前日に決勝を終えたばかり。甲子園出場を決めた喜びはつかの間、既に最終目標である日本一を見ている。

春の忘れ物を取りに行く。今春センバツは8強入りも、準々決勝で中京大中京(愛知)に完封負けを喫した。好投手・畔柳から2安打のみという屈辱を味わった。栄は「自分たちの野球ができずに終わってしまった。まずは自分たちの野球である、足を使った粘り強い野球をやって来ました」と振り返る。前日の決勝は、スキのない走塁に2本塁打で国学院久我山に逆転勝ち。スタイルを取り戻した。初戦で難敵を撃破し、勢いを付け頂点へ向かう。

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