名門復活へ、横浜が第1歩を踏み出した。抽選に臨んだ安達大和主将(3年)は「広島新庄はセンバツも出場して、とても力のあるチーム。今、気が引き締まりました」とうなずいた。名門と言われるが、今年の選手たちにとっては初の全国の舞台。「投手も成長してきた。今は先手必勝の攻撃力に自信がある。チャレンジャーの気持ちで戦っていきたい」と力を込めた。

OBたちの激励も、力に変える。甲子園出場が決まると、OBのプロ野球選手たちから多くの差し入れが届いた。西武松坂からは「僕が引退の年に(甲子園に)行けてよかった」というメールとともに、ボール100ダースとバッティンググローブ100組などを贈られた。村田浩明監督(35)は「たくさんの人たちに支えられている。最後は『人』なんだと思いました」と感謝。力強い後押しを受け、横浜が自信をもって甲子園へ乗り込む。

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