札幌国際情報が初回から猛攻をかけ、13安打15点で2年ぶりの8強に進出した。初回に先頭の高根稜真主将(2年)が中前打で出塁すると、この回打者15人、9安打(1本塁打含む)に四死球などを絡め一挙10点。02年駒大苫小牧に並ぶ秋全道の初回最多得点で、釧路江南を突き放した。

2戦で24安打28得点と打線が好調。初戦から8打席連続出塁、打率10割(3打数3安打5四死球)と火付け役の高根は「低めの変化球は振らない。甘い球をしっかり振るというチームで徹底していることを試合で出せた」。この日の3安打5打点を含め2戦計5安打10打点とチャンスで結果を出す尾崎来飛左翼手(1年)は「後ろにつなぐ姿勢が、いい方向に回っている」と説明した。

練習後には必ず3~5分間の選手ミーティングを行い、時間をかけずにその日の課題を挙げ、翌日の練習で必ず克服する。地道な取り組みを繰り返し、コロナ禍で練習時間が短い中、成長を続けてきた。元日本ハム投手の有倉雅史監督(54)は「1戦1戦、序盤でどうなるか考えながら、修正していけたら」。札幌地区の公立校では、00年夏の札幌南以来となる甲子園切符を狙う。【永野高輔】

▽3安打1打点の釧路江南・松田祥汰主将(2年) 打撃面は、やってきたことを出せば全道でもやれることが分かった。