駒場学園は粘りをみせるも、帝京の前に力尽きた。

先発したエース左腕・佐藤夏月投手(2年)は毎回の13安打で6失点を許したが、ピンチの度にマウンド上で「オリャア!」と声を上げながら力投し、チームを盛り上げた。「負けている状況であっても、自分たちで声を出して雰囲気をつくれる。そこがチームの強みです」と力強く話した。

木村泰雄監督(43)は「メンバーのみの練習はせずに、チーム全体で戦ってきました。負ける雰囲気をつくらないという目標は達成できましたし、冬にやりたいことが見つかりました」と話した。