八戸工大一は優勝した1986年以来、35年ぶりの決勝進出はならなかった。

接戦に持ち込み、2度追いつく執念を見せた。しかし、延長10回にサヨナラ負け。広野風雅(ふうが)投手(2年)は9回1/3を4失点(自責3)と粘投し、長谷川菊雄監督(45)は「最後までよく投げてくれた」。その上で「最高の試合運びでしたが、最後の最後で監督の差が出てしまいました」と責任を背負った。