花巻東(東北)が国学院久我山(東京)を6-3で破り、明治神宮大会初出場初勝利を決めた。

初回に佐々木麟太郎内野手(1年)が高校通算48号となるソロ本塁打を放って先制。2、3回に1点ずつ奪われたが、3回裏に佐々木が同点犠飛を放った。5回に1点を勝ち越されたが、7回に佐々木が再び犠飛を決め、続く田代旭捕手(2年)、小沢修外野手(2年)、千葉柚樹(1年)が3連続適時打。この回一挙4点を奪い、試合をひっくり返した。

佐々木は全国デビューの今大会で本塁打と2つの犠飛で3打点。「(1回の本塁打は)チームの勝利に貢献することを強く(考えて)打席に入りました。結果的にホームランになって、先制できたのはよかったです」と振り返った。投げてはエース左腕の万谷大輝投手(2年)が6、9回以外は走者を背負ったものの、7安打3失点で完投した。

次戦は22日の2回戦で高知(四国)と対戦する。