花巻東(東北・岩手)1年生スラッガー佐々木麟太郎の注目度が高まってきた。午前8時半開始の広陵(中国・広島)-花巻東。開門、当日券販売開始ともに午前7時半予定だったが、当日券を求める観客で200メートル超の長蛇の列となったが、いずれも10分早めての対応となった。一時は約400人が列に並んだ。

当日券を購入した神奈川県在住の40代男性は「麟太郎選手は佐々木洋監督のご長男ということもあって1度見てみたかった。並ぶことは覚悟していました。ホームランを見たいですね」。都内在住の60代男性は「高校野球ファンは高校野球観戦に飢えています。コロナが少し収まってくれているので開催出来て良かった。今日は大阪桐蔭も2試合目に出てくるので、かなり盛り上がるんじゃないですか」と期待した。

23日は高校の部は準決勝の広陵-花巻東、九州国際大付(九州・福岡)-大阪桐蔭(近畿・大阪)。大学の部は2回戦の中部学院大(愛知・北陸・東海3連盟)-神奈川大(関東5連盟第2代表)、九産大(九州3連盟)-国学院大(東都大学)。計4試合が予定されている。