マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏（48）が29日、国学院久我山（東京）を訪れた。

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午後3時にグラウンドに到着。あいさつを終えると、3年生たちと記念撮影を行った。訪問のきっかけになった現3年生たちから受け取った手紙について、なごやかに談笑していた。

今年の夏、東京ドームで行われた東西東京大会準決勝、決勝のことも話題にあがった。イチロー氏が「ずっとフォローしてたから、みんなの結果。東京ドームでやったのは、どんな気持ちだったの？」と質問。3年生からは「緊張より感動の方が大きかったです」との答え。国学院久我山は、西東京で準優勝だった。

同13分ごろ、イチロー氏は内野で1人、走ってアップを開始。現役時と変わらぬ引き締まった体で、軽やかに動いた。その間、1、2年生は外野でアップ。3年生が練習の準備を行った。

同20分ごろ、イチロー氏は黒色のバットを握った。ティー打撃を開始すると、アップや練習準備中の部員たちも、思わず視線を送る。計57スイング。途中で打つ間隔がペースアップし、全力で振って「うっ」と声を上げるほどだった。

同28分ごろ、再び内野でダッシュ走。アップ中の部員が駆け寄り、質問をしようとすると、全部員が集合した。