京都国際(京都市)が2年連続2度目の出場を決めた。昨夏の甲子園大会でも4強に入っており、これで3季連続の甲子園出場だ。現在はコロナ禍の影響で休校中で小牧憲継監督(38)は「できればみんなで喜びたかった」と悔しそう。それでも「昨年の経験を武器に本気で日本一を目指したい」と意気込んだ。

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売りはプロ注目のエース左腕森下瑠大と復調してきた右腕の平野順大の2枚看板だ。「エースは森下だけど平野もここに来て調子を上げてきた。投手1人では勝てないし、ある意味、平野が投げる試合がキーになると思う」と同監督。

その森下が「チームを勝たせられるように頑張りたい」とすれば平野も「自信のあるストレートで三振をたくさん取り、打者としても貢献したい」といずれもコメントを寄せた。

小牧監督は関大出身。同校の大先輩になる大阪桐蔭の西谷浩一監督(52)とは親交があり、練習試合なども行っているという。「甲子園の大舞台で大阪桐蔭さんと対戦できれば最高ですね。なかなか勝てないでしょうけど」と笑顔を見せていた。【編集委員・高原寿夫】