春夏通じて初の甲子園8強入りを決めた国学院久我山(東京)に、昨年11月に同校を訪れて指導したイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)からお祝いのメッセージが再び届いた。

尾崎直輝監督(31)が26日、オンライン取材に応じ、「昨日宿舎に帰ったらすぐ連絡がきました。『ベスト8進出おめでとうございます。次に向けての準備がまた整えられるように』と、励ましの言葉をいただきました」と明かした。

2回戦の高知戦では、4番・下川辺隼人の先制セーフティースクイズ、5回の3者連続バントなど、好機を積極策で得点につなげた。イチロー氏が太鼓判を押す“久我山野球”を発揮し、勝利をつかんでいた。

次戦は28日、星稜(石川)-大垣日大(岐阜)の勝者と対戦する。上田太陽主将(3年)は「どちらのチームも投手がいいので、1点ずつ重ねていく久我山野球を続けていければと思います」と力を込めた。