昨春センバツ出場の三島南・前監督の稲木恵介氏(42)が、富士での公式戦初戦を迎え、12-5で小山に快勝した。この日勝った24チームが23日開幕の県大会に進出。

新監督を迎えて2日目の富士が、県切符を手にした。初回に連打で先制されたが、3、4回に集中打で得点を重ね、15安打12得点でコールド勝ち。犠打6本と小技も光った。

稲木監督は「勝って良かった。でも、疲れました」と本音を漏らした。1日に選手と初顔合わせをした後、夜中に選手の顔写真を並べたスクラップブックを製作。プレーの特徴を書き込み、暗記した。定年退職した久保田達也・前監督(60)が使っていたサインも覚え、この日の試合で実践。「選手たちはいい顔で野球をしている。良い部分を伸ばしていきたい」と決意を込めた。

4安打2打点と活躍した藤曲朝陽(あさひ)主将(3年)は「課題は多いが、新監督に指導してもらい、県大会で結果を出します」と強調した。