第61回春季全道高校野球地区予選の組み合わせ抽選が27日、十勝など4地区で行われた。

函館地区の知内は147キロ左腕の坂本拓己、141キロ右腕の馬躰(ばたい)光瑛(ともに3年)の左右ダブルエースで、春は98年以来24年ぶりの全道切符を狙う。

プロ注目の坂本は、春先にNPB7球団の視察を受け、11球団から状況確認の連絡が入る注目株。昨秋全道は初戦でサヨナラ負けを喫したが冬を越え精神面、制球面ともに磨きをかけてきた。馬躰は打撃も好調で打線の軸も担う。吉川英昭監督(45)は「チームとしてのバランスが良くなってきた」と話した。