帯広農が、昨夏の北北海道大会決勝で破った帯広大谷に競り負けた。

昨夏、甲子園でのノースアジア大明桜(秋田)戦に先発登板した右腕エースの佐藤大海(3年)が、2回までに3安打3四死球1暴投と苦しみ3失点。3回以降の6イニングは無安打無失点と、ほぼ完璧な投球を披露したが、序盤の失点が響いた。

佐藤は初戦に続き1年生の白幡仁捕手とバッテリーを組むも、立ち上がりの連係ミスなどもあり、リズムをつくれなかった。「経験のある僕が後輩をもっと引っ張っていかないといけなかった。最後は自分の投球ができたので、早い段階からそういう状況にできていれば。夏までの課題にしたい」と反省した。