札幌南・萩野遥太右翼手(3年)が、高校初アーチで勝利を呼び込んだ。

2点差に迫られた8回先頭の打席で右越えにソロ本塁打。「いい形で振ることができた。流れも悪かったので、自分のバットで流れを取り戻すことができてよかった」とうなずいた。チームは田畑広樹監督(39)が主将として出場した00年以来22年ぶりの聖地を狙う。まずは地区突破へあと2勝だ。

◆公式戦初登板初先発した札幌南・生部漣次郎投手(3年) 緊張しました。足が思ったよりも動いてくれなくて。それでうまく(ボールを)コントロールすることもできなかった。次は流れを渡さないことを意識したい。

◆恵庭南・得能康宏主将(3年) 試合に出ているメンバーは2年生も多い。今日の試合を無駄にしないで、新チームで秋になんとか頑張ってほしい。

◆9回123球の熱投も勝利をつかめなかった恵庭南・山田あう投手(3年) 楽しめました。(将来は)理学療法士になって、人を助ける職業に就きたい。