開幕戦にふさわしい熱戦の末、栃木商が接戦を制した。4-6と2点を追う8回、2つの四球で無死一、二塁とすると、見目颯大内野手(2年)が同点の2点適時三塁打。さらに板橋壱晟外野手(3年)が左前適時二塁打、小林帆央内野手(3年)が中前適時打を放ち、2点を勝ち越した。

9回は1死三塁のピンチを背負ったが、逃げ切った。大山正人監督(40)は「焦ることなくピッチャー(の投球)を見極めることができていた」と選手たちを評価した。

◇敗れた小山南・神山雅監督(31)「あと1日を奪い合うのが夏の大会。この悔しさを糧に来年、もっと小山南の良いところを出していきたい」