知内が初の決勝に進出した。先発の最速147キロ左腕、坂本拓己(3年)が9回115球を投げ5安打1失点、7三振を奪い完投。3回途中から登板した東海大札幌のプロ注目左腕、門別啓人(3年)との投げ合いを制した。吉川英昭監督(46)は「今までの3年生の思いが出ていた。生徒たちを信じて良かった」と声を震わせた。

同高は昨春、センバツ21世紀枠の北海道地区候補に選出されていたが落選。1-0の5回1死二塁で右前適時打を放った9番渡辺流叶(ななと)二塁手(3年)は「決勝戦は先輩たちの思いも背負って、部員66人全員一丸で戦いたい」と意気込んだ。

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