九州国際大付の2年生巨漢スラッガー、佐倉侠史朗内野手が甲子園での活躍を誓った。決勝戦は「5番一塁」でフル出場。3打数無安打に終わったが、通算では24打数12安打で打率5割、3本塁打、17打点と貢献した。「結果を見ても高い方だったと思う。そこは評価できると思います」と自己採点。準々決勝で敗れた春に続く聖地に向けては「忘れたものがある。しっかり取りに行きたいです」と意気込んだ。

○…九州国際大付・白井賢太郎内野手(2年)が、手負いの状態で決勝打を放った。6回に代打で登場し、2打席目の8回2死二塁。スライダーをとらえて左中間を破り、試合の均衡を破った。5回戦で左小指を骨折していたが「いろいろ模索して痛くない方法を探しました」と、グリップエンドが広がっているタイ・カッブ型のバットを使用。「落ち込みましたが、出来る限りやろうと。よかったです」と笑顔だった。