第104回全国高校野球選手権大会(6日開幕、甲子園)に出場する日大三島の関係者が1日、静岡県庁で川勝平太知事(73)を表敬訪問した。チームを代表して永田裕治監督(58)、加藤大登(ひろと)主将(3年)ら選手5人が出席。33年ぶり2度目の大舞台へ、決意を新たにした。

今春のセンバツでは、1回戦で金光大阪に0-4で敗れた。指揮官は「春の忘れ物を取りにいきたいと思っている。1回でも多く校歌を聴けるよう、県代表として笑顔を届けられるように一生懸命頑張りたい」。加藤も「モットーは全員野球。一体となって、まずは1勝を取りにいきたい」と意気込みを語った。

チームはこの日、宿泊先となる大阪市内のホテルへ移動。今後は3日に組み合わせ抽選会が行われ、初戦の日程と相手が決まる。川勝知事は「今日、みなぎる闘志を改めて感じた。日大三島の校歌を何回も何回も聴けるように期待しています」とエールを送っていた。