敦賀気比(福井)が高岡商(富山)との北陸勢対決を制し3大会連続の初戦突破を果たした。これで甲子園春夏30勝に到達。

1回、5安打を集中し打者10人の攻撃で4点を先制。2回にも1点を加えた。中盤2点差に迫られたが6回に敵失、捕逸で2点を加え再び突き放した。7回にも加点。9回にも相手のミスなどで5点を加え計13得点。

守っては5回途中、先発の右腕・上加世田頼希(3年)から2人目の左腕・清野仁楽(3年)への継投策がズバリ。強打の高岡商の反撃を断った。9回2死からは1年生左腕の竹下海斗に経験を積ませた。

5大会連続出場の高岡商は昨夏の17失点(対松商学園)に続く悔しい2桁失点。2年連続の初戦敗退となった。