聖光学院の歓喜の瞬間は涙と笑顔が入り交じった。

高中一樹主将(2年)は「夏前の苦しい時期を乗り越えてきたから今日の結果がある。3年生の支えもあった。みんなで乗り越えてきたことや感謝から涙が出ました」。実力校がそろった「死のブロック」を勝ち抜き、喜びもひとしおだった。だが、ここからがスタートだ。目標の「神宮大会出場」は東北大会優勝が条件。高中主将は「今のままでは東北大会で通用しない。神宮大会出場にふさわしいチームになるために、日々を大切にしていきたい」と力を込めた。