今春センバツ優勝校の大阪桐蔭が7回コールドの圧勝で、秋季近畿大会にコマを進めた。先発の前田悠伍投手(2年)が連日の熱投をみせた。伸びのある速球に緩急をつけ、序盤から三振を量産した。5回に1点を失ったが要所を締めた。この日は6回10奪三振2失点だった。
「連投というほど投げていない。打たせていくという投球を心掛けました」
前田は栃木国体準決勝の3日下関国際(山口)戦に志願先発して71球を投げていた。前日8日の東大阪大柏原戦も先発して5回で69球を投げた。勝負どころで安定した投球を重ねる。西谷浩一監督(53)は連投の意図を「球数は昨日も少なかった。投げていく方が(状態が)上がるということだった。かなり雨が降るということで、経験があって最悪のコンディションでも一番作れると思っていた」と説明した。
来春のセンバツで連覇を狙える唯一の立場だ。前田は言う。「まず、1つの目標が近畿大会に行くこと。(大阪で)1位通過していきたい。1戦1戦、戦って結果的に優勝できればいい」。
なお、秋の大阪王者をかけた決勝は12日に履正社と戦う。また、近畿大会3枠目をかけた同日の3位決定戦は箕面学園と関西創価が競う。

