部員への体罰により、謹慎中となっている東海大菅生(東京)若林弘泰監督(56)の処分が20日、日本学生野球協会による緊急の審査室で決まる。

すでに学校を通じて高野連に報告されており、審査室での審議案件に挙げられる見込みだ。同校は甲子園に春夏通じて8度出場している強豪。昨秋の東京大会でも優勝し、今春センバツ出場が濃厚となっていた。出場校の選考が行われる27日の前に、監督の処分が決まることになった。

投手だった若林監督は東海大相模(神奈川)から東海大、社会人の日立製作所を経て92年にドラフト4位で中日入団。1軍通算17試合に登板して1勝1敗。97年に引退した。09年に東海大菅生の監督に就任した。