東海大菅生は26日、若林弘泰監督(56)と宮原上総部長(33)を21日に解任したと発表した。

19日に、日本学生野球協会の審査室で若林監督は部内体罰と報告義務違反のため昨年12月5日から4カ月の謹慎処分。宮原上総部長(33)は報告遅れのため昨年12月5日から1カ月の謹慎の処分が発表されていた。

15~20年まで部長を務めていた田中聡副部長(36)が部長に、16年からコーチを務めている東海大菅生OBの上田崇コーチ(29)が監督に就任することがあわせて発表された。

東海大菅生・峰岸英仁校長は、不祥事ついて深く謝罪。「今後は、二度とこのようなことのないように校長が先頭となって具体的な防止策を実施していくとともに、決して暴力を起こさない、暴力を許さない環境に整えていく所存であります」とコメント。

また、週刊誌で報道があった日常的な体罰については「現時点では確認されていません」とした。

若林前監督の学校としての正式な処分は、2月の懲罰委員会で決定する。

同校は、センバツ運営委員会により、センバツ推薦校として扱うことが確認されている。出場校発表は27日。