大阪桐蔭の今大会NO・1投手、前田悠伍(3年)が甲子園3度目で初体験の入場行進に感激した。

優勝した昨年のセンバツは初日に登場する6校だけが開会式に参加。昨夏は全員の行進が復活する予定だったが、開幕前日に急きょ主将だけの参加になっていた。

前回優勝校の主将として36代表の先頭を歩いた前田は「今日から始まるんだな、やってやるぞという気持ちになりました。先頭で歩かせてもらって、前に誰もいないので自分たちが一番見られているんだな、周りを見渡して、人が多いなと。昨日のリハーサルと空気が違って、その空気をしっかり味わって、楽しんで行進しようと思いました。すごくいい思い出になりました」と、高校生らしい笑顔で振り返った。

大阪桐蔭は大会第3日の20日に敦賀気比(福井)と初戦を迎える。