第95回記念選抜高校野球大会が18日、甲子園で開幕した。2年連続で出場するクラーク(北海道)は24日の初戦で、この日第3試合に勝利した沖縄尚学との対戦が決まった。エース右腕の新岡歩輝主将(3年)は相手打者の印象について「真っすぐに強いと思うので、変化球でうまくタイミングをずらせるかがポイント」と話した。

この日午前に行われた開会式で、昨年優勝の大阪桐蔭、近江に続いて3番目に入場行進を行った。新岡主将は「昨年経験していることもあって、そんなに緊張もなく、またここに戻ってきたなという感じでした」。昨年は1回戦で九州国際大付にサヨナラ負けを喫した。試合まであと5日。2年連続九州勢との対戦に新岡主将は「北と南の対決になる。初戦突破というのを一番大事にしているので、強い相手だと思うけどしっかり頑張りたい」と意気込んだ。