高知が履正社(大阪)に競り勝ち、10年ぶりの3回戦進出を決めた。

2回に暴投で1点を先制も7回まで打線が無安打に抑え込まれていた。1-2で迎えた8回、先頭打者の初安打から2死満塁とすると3番高塚涼丞外野手(3年)が中前へ逆転の2点適時打を放った。

履正社は先発の福田幸之介(3年)が7回まで無安打1失点の好投。8回表に1点を勝ち越したが、その裏、福田が初安打を許しその後2死満塁から2人目の増田壮(3年)が逆転の適時打を許した。9回、同点、逆転の走者を出したが無得点に終わり、前回19年に続く初戦敗退となった。

▽高知・高塚(8回2死満塁で逆転の中前2点適時打) ヒットが出た瞬間、気持ちが楽になった。めったにない大舞台のチャンスで1本打てた。自信にしていかないといけない。