今春センバツ出場の能代松陽が花輪に0-1でサヨナラ負けし、2年連続8強入りとはならなかった。

0-0の9回1死一、三塁、保坂大悟内野手(3年)が遊ゴロを捕球し、二塁送球で一走を封殺。だが、大高有生内野手(3年)が一走と交錯し一塁に送球できず、三走が生還。能代松陽は守備妨害をアピールしたが認められず、無念のサヨナラ負けとなった。

チームはこの日、背番号「5」の斎藤舜介投手(3年)が7回まで無安打投球。だが、打線は5回からは毎回走者を出したが、散発6安打に抑えられ、チャンスを生かせなかった。

今夏の秋田大会に向けて大高は「負けたことで自分たちはまだ弱いと再確認できたので、勝って優勝して(夏の)第1シードを取りたかったが、プラスに考えていきたい」と前を向いた。