関東大会初出場の明和県央（群馬2位）が、常総学院（茨城1位）に7回コールド負けした。
最速145キロでプロも注目する須藤奨太投手（3年）は4回途中から救援のマウンドに立ち、2回2／3を投げ6安打4失点。「今日は完敗です」と悔しさをにじませた。
抜けた球や、決め球のスライダーも甘く入り、制球に苦しんだ。「抜けた真ん中に入った球をミートされ、速いライナーでつながれた。そこで、ビビって対応しきれませんでした」と、大舞台での投球の難しさを痛感した。
塩原元気監督は「力負け」と振り返り、配球、変化球の精度など、投手陣の課題に挙げた。須藤は「これが実力。でも、ここで対戦できたのは何か成長できるということ。もう1度鍛え直して次は甲子園で常総と対戦してリベンジしたいです」と、この経験を糧に、成長を誓った。
