9年ぶりの優勝を目指す花巻東(岩手1位)が、初戦を突破した。

仙台商(宮城2位)に2-0で勝利。高校歴代最多通算134本塁打(4日時点)の佐々木麟太郎内野手(3年)は「3番一塁」で出場し、4打数1安打だった。

花巻東は初回1死一塁で佐々木麟がフェンス直撃の左越え二塁打を放ってチャンスメーク。続く4番千葉柚樹内野手(3年)が1死二、三塁から先制の中前適時打を決めた。8回2死二塁では小林然捕手(3年)が右前適時打で追加点を挙げた。

投げては中屋敷祐介投手(3年)が5回まで相手打線を無安打に抑え、7回を2安打無失点と好投した。2番手・小松龍一投手(2年)は2回無安打無失点に封じ、完封リレーで勝利を飾った。

8日の準々決勝はノースアジア大明桜と日大東北の勝者と対戦する。

 

【佐々木麟太郎の打席結果】

<1>左越え二塁打

<2>中飛

<3>右直

<4>遊飛