城東工科(大阪)が“ピカピカの夏”、大阪1番星だ。

先発左腕の小西天馬投手(3年)が、開幕試合で清水谷を相手に5回を2安打無失点の快投。「後ろを信じて投げ込めた」と会心だ。「緊張して昨夜は眠れなかった」というが、「京セラドームについた瞬間、うれしさが勝って良い結果になった」。オリックスや阪神が使う特別な球場で試合ができる喜びに感動し、マウンドでも躍動した。

ピンチにも動じなかった。7点リードの5回。先頭から連続四球を与え、続く打者にも初球から3ボールとなった。だがここで自身の足元に目を落とした。「靴ひもが外れていて結んだら落ち着いた。靴ひものおかげです」(笑い)。そこから、武器のカーブと直球で3者連続三振。見事にテンポを取り戻した。

城東工科は府立の工業高校で、小西は電気系の学科で学んでいる。「普段は照明の勉強をしているので、ライトのまぶしさの対策はできていました」。ドーム内の真っ白な照明に囲まれても問題なし。ピカピカの笑顔を見せた。「京セラドームでできたので、次の試合はそれ以上は緊張しない」。開幕戦勝利を弾みに、次戦へ明るく向かっていく。【安岡拓磨】

【高校野球 各地のスコア・日程】