昨夏Vの樹徳のエース清水麻成(まなと)投手(3年)が、プロのスカウトも見守る中、投打で大活躍を見せた。
初戦に続いて今夏2度目の先発マウンド。初回の相手の攻撃を3者凡退で抑え、上々の立ち上がりを見せると、その裏の攻撃で9番の清水がバットで魅せた。「ランナーをかえそうと」と2死満塁から低めのストレートをはじき返し打球は中前へ。相手中堅手がダイビングキャッチを試みるも捕球できず、打球が外野を転々とする間にベースを一周しランニング本塁打。「高校初アーチです」と笑顔を見せた。
清水は本業の投球でも渋川青翠打線を5回3安打1四球4奪三振2失点に抑えた。186センチの長身から繰り出す140キロ前後の直球と角度のあるスライダーで凡打の山を築いた。「初戦と比べれば安定したピッチングができた。でもランナーが出てから腕が緩んでしまった」と、まだまだ自分のピッチングには納得いかない様子だ。この日はプロのスカウトも視察に訪れたが、「その辺(プロ)は意識しませんでした。チームの状態も上がってきているので、自分もそれに合わせて状態を上げていきたい」と県2連覇に向けて視界は良好だ。【黒須亮】

