今度は、野球部の歴史を塗り替えた報告をイチローさんに届ける。
22年11月に日米通算4367安打のイチロー氏(49=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)の指導を受けた都立の進学校・新宿(東東京)は、7回コールドで2年連続の4回戦進出を決めた。田久保裕之監督(41)は「イチローさんのおかげで(報道に)取り上げていただいているが、実力で取り上げてもらえるように勝ち進みたい。結果を見てくれていると思うので」と話した。
ベンチから「さぁいくよー!」と元気な声が飛んだ。初回1死二塁、中沢志弥外野手(3年)が適時二塁打を放ち、1点を先制。13安打で8点を挙げた。選手間のコミュニケーションも活発で、イチロー氏に「腹から出ていない」と指摘を受けたと思えない雰囲気。中沢主将は「イチローさんが1つの転換期になっているし、勝つごとにまとまっている」と明かす。
次は、先輩たちが敗れた壁に挑戦する。相手は昨年も4回戦で敗れた(3-5)共栄学園。目標は過去最高の93年8強を超えて、甲子園出場。「新宿の歴史を変えたい。次が大事」と意気込んだ。【保坂恭子】

