夏の覇者、東京学館新潟は1-0で長岡商を振り切り、ベスト8に駒を進めた。エース河住柊哉(1年)は5回から2番手で登板し、5回を2安打無失点の好投で1回裏に味方が挙げた1点を守りきった。準々決勝は20、21日、ハードオフ新潟で行われ、東京学館新潟は21日に帝京長岡と対戦する。
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「最後は仲間に助けてもらった」。河住はホッとしたように笑った。1-0の9回表2死二塁から中前打を許した。本塁を狙った二塁走者を中堅手の柳沢大樹(2年)が好返球でホームで刺してゲームセット。同点を阻止したチームメートに感謝しながら、最少リードを守り切った喜びにも浸った。
最後に最大のピンチを迎えたが、5回から2番手で登板し5イニングを2安打、6三振を奪い、無失点に抑えた。「変化球が外角低めに決まった。ベストな投球」と振り返った。1回裏に3番松浦翼(2年)の中前打で挙げた1点を、先発の左腕、瀧沢啓太(2年)が4回まで守った。「瀧沢さんが抑えてつないでくれた。1点もやらないつもりだった」。
旅川佑介監督(41)は「外の出し入れができていた。ピッチングらしくなってきた」と1年生エースをたたえた。河住は2、3回戦では先発した。3試合で13回を投げて1失点と安定している。「その時の役割を果たす」。4強入りを懸けた帝京長岡戦(21日)もその意識にぶれはない。

