小樽地区代表決定戦で北照が9-4で小樽双葉を下し、3年連続42度目の全道大会出場を決めた。

打線は15安打を記録。3番中堅の手代森琉輝主将(2年)が3回2死二塁で中前に先制適時打を放つなど、2安打2打点4四球で全打席出塁と攻撃の軸となった。「よく打てて打線がつながったと思う。練習通りのことができた」と話した。

投げては先発左腕の高橋幸佑投手(2年)が8回4安打12奪三振2失点で試合をつくった。1回の先頭打者から6者連続三振を奪うなど「真っすぐがよくて自分なりの投球ができた」とリズムのいい投球を披露した。

秋は5度全道優勝の実績を持っている。地区を突破し、12年以来11年ぶりの制覇を狙う。手代森主将は「甲子園に向かって1つ1つ勝って、全道は通過点だと思って突っ走っていきたい」と意気込んだ。