8年ぶり5回目の出場の関東第一(東京)は、熊本国府をくだして初戦突破した。明治神宮大会初勝利となった。

関東第一は初回、先頭の飛田優悟外野手(2年)が初球からいきなり右翼へ二塁打を放ち、次の打者は遊撃失策で出塁。無死一、三塁から3番坂本慎太郎外野手(1年)の遊ゴロ間にあっという間に先制。5回からは8回まで毎イニングで得点を積み重ねるなど、終始攻撃の手を緩めることなく11安打で6点を奪った。

投げては秋季東京大会でわずか1登板の大後武尊投手(2年)が先発。4回無失点でチームを勢いづける投球を見せた。

5回からは最速145キロ右腕の坂井遼(はる)投手(2年)がマウンドへ。直球に120キロ台のスライダー、90キロ台のカーブ、チェンジアップなどを器用に操り、5回2失点で試合を締めた。「スライダーが曲がりきらなかったりしたので、腕の振りを強くしてやっていきたい」と初戦の課題を振り返った。

勝利した関東第一は17日、準々決勝で史上初の3連覇を目指す大阪桐蔭(近畿)と激突する。

坂井は14日の開会式で、大阪桐蔭ナインの姿を初めて見た。「テレビでしか見たことなかったので、芸能人かと思いました。デカかったです」と圧倒されたが、「自分も負けないように」と言う。

米沢貴光監督(48)は次戦に向け「投手が何枚もあり鍛えられている。どれだけうちが立ち向かっていけるか」と力を込めた。