米大リーグ・ドジャース大谷翔平(29)から全国の小学校に寄贈されたグラブを使ったイベントが17日、富士市内で行われた。日頃から野球振興活動に力を入れている富士高野球部が、OBで岩松北小の望月敏行校長(58)から依頼を受け、野球教室を開催した。

教室には、未経験者を中心とした同小学校の1~6年生の男女31人が参加。学年で4組に分かれ、キャッチボールや的当てゲームなどに取り組んだ。未経験者の吉岡颯祐さん(5年)は「優しく教えてもらい、すごく楽しかった。これからも野球をやりたいと思った」と目を輝かせた。

望月校長は「野球をやったことのない子どもたちも、いっぱいグラブを使ってほしい」と今回の企画に込めた思いを明かした。「大谷グラブ」を有効活用した約1時間半の教室を見守り「みんなすごく良い顔をしていた。開催できて良かった」と笑顔で話した。

講師を務めた富士高野球部員も、充実した表情でアドバイスを送った。藤田理一外野手(2年)は「すごく楽しそうに取り組んでくれて僕たちもうれしかった。1人でも2人でも、ここから野球を続けてくれる子がいたらうれしい」と願った。【前田和哉】